世界初の原子力空母「エンタープライズ」未だ解体方法決まらず とんでもないコスト しかも後が続々!?
アメリカ海軍でビッグEの愛称でも親しまれた、旧原子力空母「エンタープライズ」の解体をどのように進めるべきかの論議がここ数年アメリカ国内で続いていましたが、ようやくまとまる気配をみせつつあります。
停泊しているだけで数百万ドルを費やす船に
アメリカ海軍で「ビッグE」の愛称でも親しまれた、旧原子力空母エンタープライズの解体をどのように進めるべきかの論議が、ここ数年アメリカ国内で続いています。
同空母は世界初の原子力空母として、2012年12月に退役するまで55年以上に渡りアメリカ海軍の象徴ともいうべき存在でした。
退役後も除籍はされていませんでしたが、ついに2017年2月正式にアメリカ海軍から除籍され、式典がバージニア州ノーフォークで行われました。その後、同艦はバージニア州のニューポートニュース造船所に置かれており、一時期は記念艦として保存する計画もありましたが、搭載する原子炉の関係などから解体する方針となりました。
同艦は詳細が決まれば、世界初の解体される原子力空母となりますが、全てが初めての試みということで、なかなか方針が決まらず。艦の維持費に年間数百万ドルを費やすという、かなりお金のかかる退役艦となっていました。
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