「スペーシアX」車内カフェは “日光”感あふれ過ぎ! 浅草限定 東武渾身のプレミアム駅弁も

浅草駅限定の「プレミアム駅弁」その中身は?

 なお、カフェカウンターは、混雑緩和を目的に「コックピットラウンジ」の乗客が優先的に利用できる形を採っています。それ以外となる2~6号車の乗客はオンラインで整理券を取得し、指定時間内に注文・購入しなければならないので注意が必要です。もし、カフェを目的に乗車するのであれば、「コックピットラウンジ」の座席を指定するのがおすすめです。

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カフェカウンターのメニュー(乗りものニュース編集部撮影)。

 また冒頭に記したように、「スペーシアX」における「食」へのこだわりはカフェカウンターだけではありません。東武鉄道は、運行開始日の7月15日からスペシャル駅弁「エックスプレミアム」とスイーツ「天空の湖」を浅草駅の売店「ACCESS」で販売します。

 これらの値段は、前者が3300円(税込)、後者は1500円(同) と、一般的なものより少々高めにはなっているものの、沿線の生産者や料理人と共同開発し、「とちぎ和牛」や「日光清滝プレミアムヤシオマス」など、厳選された食材が詰め込まれたプレミアムな駅弁となっています 。

 沿線事業者との共創により、高品質な飲食メニューが提供される「スペーシアX」。実際に乗って車内で飲食してみたことで、改めて鉄道は目的地へ行くための交通手段であるとともに、そこへ行く途中の時間も味わう、楽しめる乗りものであることが実感できました。

 ほかの特急列車にはない魅力が盛りだくさんの「スペーシアX」。乗車した際は、飲食メニューも大きな楽しみのひとつとなりそうです。

【了】

【本当に列車内?】これが「スペーシアX」のカフェです(写真で見る)

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