「時刻通り通過」の三河安城駅、逆襲へ? 駅前の大型開発が始動 “人が集まる街”へ脱皮できるか

駅前で巨大アリーナの建設計画が始動

 そうした状況の中、2023年8月10日(木)、愛知県刈谷市に本社がある自動車部品メーカー「アイシン」とプロバスケットボールチーム「シーホース三河」は、三河安城で「アリーナ建設プロジェクト」を始動したと発表。新アリーナのイメージパースも公表しました。
 
 このアリーナは、三河安城駅から徒歩3分の場所に建設されます。観客席数は約5000席で、「三河安城を中心とした西三河全域の賑わい創出」を目指すとしています。2026年10月頃の竣工を見込んでおり、「シーホース三河」の本拠地としても活用していく方針です。建設予定地にはアイシンの安城工場がありますが、2024年9月までに移転する予定です。
 
 安城市では「時刻通り通過」されてしまうことを逆手にとってPRも行ってきましたが、今後、駅周辺に「スポーツ」という要素が加わることで、新たな交流が生まれて「時刻通り通過」させない街に進化できるのでしょうか。
 
【了】

【画像】えっ…大激変する三河安城の将来イメージ

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コメント

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1件のコメント

  1. 因みに、新幹線と在来線の駅は同時開業だよ