「最終型ジャンボ機」747-8は「もっとも多かったジャンボ機」747-400とどこが違う? 2機を知るNCAに聞く

「ジャンボジェット」こと「ボーイング747」シリーズの最終派生型である「747-8」。これはシリーズのベストセラー機、747-400とはどのような違いがあるのでしょうか。2機種の運用経験者であるNCAに聞きました。

「ほぼだいたい同じ」な747-400と747-8

「ジャンボジェット」と呼ばれ多くの航空・旅行ファンに長年愛されてきたのが、「ボーイング747」です。この最終派生型である「747-8」は、国内唯一の貨物航空会社、NCA(日本貨物航空)で運用されています。同社は747シリーズのベストセラー機、747-400を運用した後に747-8を使用。この2機に、どのような違いがあるのでしょうか。

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NCA機(乗りものニュース編集部撮影)。

 747-8は2010年に初飛行。1988年に初飛行した747-400より、胴体は約6m延長されており76mに。主翼などに設計変更が見られるほか、787で採用されたエンジン後部のギザギザ「シェブロンノズル」の採用などが見られます。

 そんな747-8は、前身機である747-400と極力操縦感覚が似るように設計されています。そのため、747-400を経験した人であれば、747-8はほとんどが違和感なく操縦ができる型式とも。その証拠に国が発給する乗員ライセンスも共通で、747-400の操縦資格を持つパイロットは、一定期間の訓練を積めば、747-8の操縦資格を得ることができます。

 ただNCAによると、-400のエッセンスをふんだんに取り入れつつも、-8はアップデートされた面が存在するとのこと。

 その一つが、コックピット内のチェックリスト(確認項目)のデジタル化。-400では紙媒体のチェックリストを用いていたのに対し、-8ではコックピットのモニターにチェック項目を表示できます。デジタル化で、よりミスなく・堅実に確認を行うことができます。

 操縦系統の計器配置や表示などは-400と-8でほとんど共通しています。ただし、-400では黒地に緑の字体で表示されていた一部計器パネルが、-8では白の字体となっているなどの差もありました。またこのほか、計器表示が一部異なるなどの差も存在します。

【了】

【写真特集】747-400と747-8のコクピットを比較

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国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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