「格闘家が引いたのか!?」 あまりに“固すぎるサイドブレーキ”意味ある? 実際どこまで引けばいいのか
サイドブレーキのレバーを強く引くと、固くロックされ、力のない人にとっては戻すのも大変な場合があります。足踏み式のパーキングブレーキを含め、かける力の目安はあるのでしょうか。
「一定以上まで引き上げる」のがポイント
自動車のパーキングブレーキは電動式も増えてきましたが、一般的に「サイドブレーキ」と呼ばれるレバーで引くタイプや、足で踏みこむタイプなども、まだまだ健在です。こうしたアナログなパーキングブレーキは、引いたり踏んだりする力も人によって様々。「サイドブレーキが固すぎて動かない!」とった場面もあります。こうした「固すぎるサイドブレーキ」には効果はあるのでしょうか。
カーシェアでいろいろなクルマに乗るという、会社員の男性は次のように話します。
「車種によっては異様に『サイドブレーキが固すぎる』という場面があって、カーシェアで乗ると『またあの硬いレバーを動かさなければいけないのか……』と少し凹むことがあります。『前の利用者は格闘家か?』などとこぼしながら、友人とふたりがかりでなんとかレバーを降ろしたこともありましたね」
サイドブレーキを強く引けば、解除ボタンもレバーも固くロックされ、それを下げるのに力が必要になります。
サイドブレーキを製造するメーカーによると、一定以上まで引き上げればしっかりとブレーキがかかり、「それ以上強くすればするほど制動力が大きくなるというわけでもない」のだそう。ただ、どれほど引けばよいかは車種ごとに設定されており、一概には言えないところだそうです。
では、結局どれくらいの力でブレーキをかければいいのでしょうか。
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