意外と"鉄道王国"? 新幹線でつながる福井県「300kmの鉄道網」とは 爆走する路面電車、超ローカル線も

路面電車が急行運転

●福井鉄道
 福井駅から南下し、武生の市街地までを結びます。JRとは国道8号を挟んでずっと並行していますが、JRの途中駅が越前花堂・大土呂・北鯖江・鯖江の4つしかないのに対し、福鉄は21駅もあり、きめ細かな利用が強みとなっています。

 本線の北端はえちぜん鉄道の田原町駅ですが、途中の福井城址大名町から分岐して福井駅前に至るルートもあります。

 路面電車と一般電車の2つの顔を持つのが特徴で、途中の商工会議所前までは併用軌道、そこから南側は専用軌道となります。路面電車用のコンパクトな車両ながら、専用軌道区間では軽快な走りを見せます。

 急行と区間急行が設定され、急行は各停にくらべ所要時間を10分短縮しています。また一部の列車は田原町からえちぜん鉄道へ直通運転し、鷲塚針原駅まで運行しています。一般サイズのえちぜん鉄道を低床車両が走るため、ホームの高さの関係で通過する駅もあります。

 近年は現代的な低床車両「FUKURAM」が順次導入されていますが、かつて名鉄で走っていた770形・880形も現役です。ゴツいフォルムながら流線形で、名鉄時代もやはり岐阜市内の路面電車区間から、郊外の田園地帯では100km/h近くで爆走するという、二面性を発揮していました。

 ほかにもドイツから譲渡されたレトロ車両が期間限定で走り、北府駅の車庫では、ありし日の一般電車車両「200形」が眠りについています。

【画像】えっ…!これが多彩な「福井の鉄道路線」です(路線図&車窓風景)

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