歴史が変わる!? 新幹線でついに誕生「東京~福井 直通列車」過去にはあったのか 遠かった2都県

北陸新幹線の延伸開業により、「電車1本で行ける」ようになる東京と福井県。過去の列車で、このようなものはあったのでしょうか。

東京まで「乗り換えなし」で移動可能に

 北陸新幹線の金沢~敦賀間の延伸日が、いよいよ2024年3月16日と正式発表されました。気が付けばもうあと半年に迫っています。

Large 20230904 01
北陸新幹線(画像:写真AC)。

 今回の延伸は福井県民にとって「東京まで1本の列車で行ける」ようになるという歴史的転換点になりそうです。福井県が”東京圏”の仲間入りを果たしたと言っても過言ではないかもしれません。

 ところで、「東京~福井 直結列車」は今まであったのでしょうか。まず近しいところで挙げると、夜行急行「能登」が2001年まで走っていました。

 急行「能登」は上野を出ると、上尾や鴻巣など帰宅需要を兼ねつつ、高崎~直江津で夜を越えて日本海側へ出るルートでした。車両は485系のうち「碓氷峠バージョン」とされた特別仕様「489系」が、上越線経由で最後まで使われました。2001年以降は金沢発着に短縮され、2010年に定期運行が終了しフェードアウトしています。

 そのほか、かつて急行「北陸」「越前」など複数の夜行列車が運行されていました。

 昼行列車だと、特急「白山」が1997年まで東京~金沢で走っていましたが、福井まで行くとなると、歴史になかなか現れません。今から約60年前、1961(昭和36)年から5年間だけ走っていた特急「白鳥」がそれにあたります。

「白鳥」は朝8時台に大阪を出て青森へ行く長距離特急で、2001年まで運行されていました。その中で、最初期の短期間だけ、「大阪~直江津~上野」という「白鳥」も併結されていたのです。福井発は11時台で、約9時間で上野へ到着していました。

※ ※ ※

 このように、国鉄時代も「夜行だけ」「昼は1日1往復」というレベルで、東京が遠い存在だった福井県。北陸新幹線の延伸開業後は、東京~福井の直行列車が「1日14往復」誕生することとなります。ここまでくると「ふらっと行ける」レベルとなります。

 大阪~福井の在来線特急列車が消滅し「1本で行ける」場所でなくなるのに対し、東京がその「1本で行ける」場所として成り代わります。福井県民の「大都会へ遊びに行く」という動き方が、ガラリと変わることにもつながりそうです。

【了】

【画像】えっ…!これが国鉄時代の「福井行き」直通列車です

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 福井まで行ってたのは夜行の越前だけだよね

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス