「走行すること以外は現役時代とほぼ同じ」 国鉄型115系、修繕され温泉施設でお披露目
ドアの「プシュ~」もバッチリ再現!
クラファンで修繕
長野県千曲市にある日帰り温泉施設「万葉超音波温泉」で2023年9月10日、国鉄型115系電車が披露されました。この115系は元々、JR中央本線などで使われてきた車両で、2015(平成27)年の引退後は、ブランシュたかやまスキー場(同・長和町)で静態保存。それを2022年7月、万葉超音波温泉が購入していました。
その後はクラウドファンディングを行い、傷んだ車体の修繕を実施。同施設によると、運転台機器やブレーキ、冷房装置など、走行以外のほぼすべての機能が稼働するといいます。ドア開閉に至っても、現役時代と同様のエア圧力にしたそうで、往時を体感できるでしょう。
今後は準備ができ次第、運転台操作機器体験が開催される予定です。万葉超音波温泉は「乞うご期待下さい」としています。
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