ひと月6件「新東名」で事故多発のSAとは “ランプを爆走”しがちな構造? ただ原因はほぼ「不注意」

新東名のあるSAで事故が多発しているとして、NEXCO中日本が注意を呼びかけています。そのSAは近年増えている「上下集約型」で、事故の多くは、長いランプの途中で起こっています。ただ、やはり不注意が主原因のようです。

長いランプのある上下集約型エリアで事故多発

 NEXCO中日本名古屋支社が2023年9月、新東名のあるSAで事故が多発しているとして、公式X(旧Twitter)で注意を呼びかけました。

Large 20230930 01
新東名の岡崎SA(画像:Google earth)。

 そのSAは、愛知県岡崎市の「岡崎SA」です。上り線側に上りと下りのエリアがまとまっている「上下集約型」と呼ばれるタイプで、下り線とは、本線をオーバーパスする長いランプでつながっています。8月には、この下り線からSAへ入るランプで6件の事故が発生したといいます。

 同支社に事故の内訳を聞いてみると、「6件中5件は“わき見”によるものです」との回答でした。

 1件はSAに入る直線区間で渋滞中に追突したものですが、他5件はランプ途中のカーブで、ガードレールにぶつかったり、ハンドル操作を誤ったりしたことが原因だそう。Xの投稿では、「スマホを見ながらの運転やスピードの出し過ぎは、大変キケンです! 岡崎SAの入り口は、急カーブが連続しています。ハンドル操作に気をつけて、速度を落として運転を!」と呼び掛けています。

 高速道路のランプは、本線よりもきついカーブも多く、制限速度は一般的に30~40km/hとされています。ましてや岡崎SAのような上下集約型のランプは長くなりがちで、スピードも上がりやすいのかもしれません。

 こうした上下集約型のエリアは、建設コストの抑制や、施設や従業員配置の効率化などが図れる、スマートICの出入口などもコンパクトにまとまるといったメリットもあり、近年増えています。ランプなどの構造は場所により様々ですが、NEXCO中日本名古屋支社によると、上下集約型エリアのような長いランプほどカーブが多かったり、勾配も大きくなったりするので、注意してほしいということでした。

【了】

【え…】これが事故多発SAの“原因”です(画像)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  4. 品川と青森を結ぶ「新たな夜行特急」が2027年度から運行へ 所要時間は12時間超え フルフラット仕様の個室も
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. 空母化進む「最大の護衛艦」がフェリーと並んだ! 大きさの違いが際立つショットを海自が公開