ブルトレ「あけぼの」再び動くか ふるさと納税で保存車両を救え! 小坂鉄道レールパーク

返礼品も豪華です。

目標金額は90日間で350万円

Large 230222 nogizaka 01

拡大画像

小坂鉄道レールパークで保存されている24系客車(画像:ふるさとチョイス)。

 秋田県小坂町にある鉄道体験型のテーマパーク「小坂鉄道レールパーク」。動態保存されたブルートレインをはじめ、機関車やラッセル車など貴重な鉄道車両が展示されています。なかでも、かつて寝台特急「あけぼの」に使われたブルートレイン(24系客車)は宿泊所としても活用され、好評を博していました。
 
 ただしコロナ禍を経て2023年現在は休止中。来園者も減り、レールパークの運営は厳しさを増しているといいます。特に保存車両はただ安置しておけばよいものではなく、状態を保つための修繕が必須です。老朽化も相まって、塗装の劣化に加え電気関係の設備不良も深刻だそう。

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」では2023年10月3日(火)より、小坂町への寄付の項目に「小坂鉄道レールパークの営業を応援しよう!!」を追加。目標金額は90日間で350万円です。集まった寄付金は車両や施設の保全に活用されます。

 そしてブルートレインも修繕作業を行い、2024年4月の営業再開を目指したいとしています。小坂鉄道レールパークの鈴木二朗園長は「これからも、来場いただいた多くの方々に楽しんでいただくため、スタッフ一同頑張ってまいります。今回のプロジェクトへのご支援よろしくお願いいたします」と話します。

 寄付の返礼品には、乗客専務車掌体験のほか、地元の特産品である十和田湖高原ポーク桃豚やアカシアはちみつ、小坂七滝ワインなどが用意されます。

【了】

【写真】営業していた頃のブルートレイン内部です

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。