進む老朽化 3セク特急「スーパーはくと」のゆくえ 車両更新は「単独では困難」 必須条件いろいろ

そもそも「スーパーはくと」自体どうなる?運行区間を変更?

 車両更新が注目される「スーパーはくと」ですが、運行形態も変化する可能性があります。現在「スーパーはくと」は6往復を運行。コロナ禍前は7往復体制でしたが、1往復(6号と9号)が多客期のみの臨時列車に変更されています。
 
 そうした状況の中、JR西日本では「スーパーはくと」の運行区間を短縮したうえで本数を増やすことを検討しているようです。

 2023年7月に開催された「JR線・智頭線中部地区利用促進協議会」の総会では、智頭急行の西尾浩一社長が「現在は全便が京都駅発着となっているが、例えば大阪まで短縮することで往復数を増やすことなどを、JR内部で検討中と聞いている」と発言したことが、総会の議事録から明らかになっています。
 
 2023年12月には、2024年3月ダイヤ改正の概要が発表される見込みですが、そこに「スーパーはくと」の運行区間の変更が盛り込まれるのか気になるところです。
 
【了】

【6往復→16往復に!?】これが「スーパーはくと」大増発構想です(画像)

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コメント

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1件のコメント

  1. 車体載せ替えで対応できないかな。