「珍兵器!?」世界最大の砲持つ戦車 イギリスで復元へ クラファン成功なら2024年に披露
博物館のゲートガードを走れるようにレストア
FV4005は、いうなれば対戦車自走砲ですが、前出したような車両ゆえに砲塔が1970年代に「ザ・タンク・ミュージアム」へ寄贈され、その後予備の「センチュリオン」戦車の車体に組み合わされる形で復元。2008年以降は、博物館のゲートガードとして屋外展示されていました。
「ザ・タンク・ミュージアム」では、残っているオリジナルの砲塔を修復し、シャシーに用いられている「センチュリオン」の車体もオリジナル同様の「Mk3(マーク3)」に換装するとのこと。また、砲架や各種装備品なども作り直すといいます。
クラウドファンディングには世界的オンラインゲーム企業「Wargaming(ウォーゲーミング)」も協力するそうで、広く寄付を募るのは2万ポンド(日本円で約370万円)。残りの金額をウォーゲーミングが負担するとしています。
寄付金額は10ポンド(約1860円)、25ポンド(約4650円)、50ポンド(約9300円)、100ポンド(約1万8600円)の4つが設定されており、2023年11月17日15時(日本時間)、631ポンド集まっていました。
クラウドファンディングが成功し、修復作業も順調に進んだ場合、来年の6月下旬に開催予定の「Tank Fest 2024」で実走する予定とのことです。
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