“女性隊員が最も多い潜水艦”とは? 男の世界から変化した艦内 1日艦長はキュートな大学生!

22023年10月に横須賀で開催された自衛隊イベント「オータムフェスタ」に、海上自衛隊大好き漫画家が潜入取材。会場で関係者に話を聞いたら、女性の潜水艦乗りが増えるにつれ、現場ならではの苦労を垣間見ることができました。

女性区画は隔離するけど、万一の際は破壊も

 今回も期待にもれず、腕立て伏せをする隊員さん、プロのモデルも顔負けな即興ポージングをする隊員さんなど、バラエティ豊かな制服とともに楽しませてくれました。

 ちなみに、潜水艦「なるしお」は海上自衛隊が保有する潜水艦の中で女性隊員が最も多く乗り込んでいるそうで、総員の約10分の1が女性なのだとか。「なるしお」の幹部乗員に話を伺うと、艦内の一番小さい居住区画を女性用として整備し、鍵がかかるようにしたのだといいます。

 しかし、非常時には鍵が壊せないと困るので、いざというときは破れる構造になっているのだそう。狭い艦内において区画を分ける苦労が伺えました。海上自衛隊では、女性隊員が働きやすくするための試みが各所でなされており、例えば「FFM」の通称で知られるもがみ型護衛艦は設計段階から女性用区画が作られ、生活動線なども考えられているそうです。

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2023年10月21日に行われた横須賀地方総監部「オータムフェスタ」で、潜水艦「なるしお」の1日艦長に任命された小杉玲子さん(たいらさおり撮影)。

 昔は、女性の艦艇勤務はスペース確保や体力的な観点などから積極的な配置がなかったといいますが、2008(平成20)年に女性の配置制限が撤廃されたことをきっかけに護衛艦配置が増え、合わせて女性艦長や女性司令なども誕生、女性が活躍する場がかなり増えています。

「オータムフェスタ」に行って、潜水艦「なるしお」の現場の声を聞くことで、改めて性別による垣根が取り払われたことにより、多くの隊員が希望する場所で輝ける時代になってきたんだと実感しました。

【了】

【可愛すぎてメロメロ…】1日艦長に任命された元「日本一の大学1年生」小杉玲子さん(マンガを読む)

Writer:

漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。

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