世界に1機の“空飛ぶ病院”キタ! 今年の関西圏空港を騒がせた「激レア機」たち 異形「ベルーガ」は何しに?

2023年、日本の空港にはさまざまな珍しい飛行機が飛来してきました。成田・羽田の首都圏空港ももちろんですが、関西圏の空港にも、引けをとらないレア度の機体が飛来してきました。

神戸には「ベルーガ」もキタ!

Large 20231226 01
報道陣に公開された「フライング・アイ・ホスピタル」(2023年4月21日、乗りものニュース編集部撮影)。

 2023年5月、神戸空港には、胴体上部が大きく膨らんだルックスを特徴とする、ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスの貨物機「ベルーガST」が飛来しました。

「ベルーガST」は旅客機「A300-600」をベースとし、おもにエアバス製航空機のパーツを輸送する目的で作られました。「ベルーガ」は「シロイルカ」の意味で、まさにそのユニークな外観が由来です。特徴的なルックスは、翼などの長尺の荷物を運ぶため。最大で幅7.1m、高さ6.7mの大型貨物を積載できます。

「ベルーガST」はこの特別輸送機「ベルーガ」シリーズの初期タイプにあたり、現在、エアバス製航空機のパーツ輸送業務は後継機である「ベルーガXL」が主担当になっています。そのようななかエアバスでは、2022年1月にパーツ輸送から外れた「ベルーガST」を利用し、その胴体を生かして、大型貨物の空輸サービスを提供する新事業を立ち上げました。これは同型機を用いて宇宙、エネルギー、防衛、航空、海運、人道支援などの分野の一般顧客に対し、貨物空輸を行うというものです。

「ベルーガST」が神戸空港へ飛来したのもこの事業の一環で、貨物室には、日本国内の顧客むけのエアバス製のヘリコプター「H225」を2機搭載。神戸空港には、エアバス・ヘリコプターの事業所があることから、同空港を最終目的地として飛来してきたようです。

【了】

【写真】異形機「ベルーガ」全貌&激レア機「MD-10」の機内

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  4. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  5. バス運転士「辞めないで」 東京都が“給与の手当”を10年間補助! 独自の定着支援で「路線廃止」を防ぐ
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開