「これ、ブルートレインだぞ…」 元日本の国鉄車両がとんでもない所を走るタイの特別列車に乗った 往復6時間、驚き連続!
え、降りていいの!? 豪快すぎる見学タイムが
やがて列車は、見所のひとつであるダム湖を横断する橋の区間へ入ります。湖の真ん中に差し掛かると、列車が停車し、そこで20分の見学タイムとなりますが、驚くべきことに、列車を降りて線路上を歩くことができるのです。そのダムと列車が織り成す光景の美しさから、絶好のフォトスポットとして知られ、写真好きのタイの人たちが撮影に興じています。
出発した列車は、ダム湖の区間を過ぎてコックサルン駅を経由し、再び停車。この駅では現地の人々が露店を出していて、食事や土産物の購入ができます。私も散策し、ちまきを購入。内部には焼き鳥も入っていて、美味しかったです。
そして、終着駅であるパーサック・チョンラシット・ダム駅に到着。ここで5時間の観光時間が確保されており、夕方前に同駅からバンコクへと戻ることになります。
同駅からは歩いて10分弱でダム湖畔に出ることができます。近くには無料の水族館もあり、様々な淡水魚たちを展示。華やかさはないものの、巨大魚などもいて意外と見ごたえがあります。このほか、駅からひまわり畑などに連れていってくれるツアーバスも運行されているほか、付近には食堂や売店もあるので、散歩しながら、のんびりと過ごせます。
肝心のひまわり畑は、ちょっとベストタイミングとはいえませんでしたが、多くのひまわりが咲いており、こちらもフォトスポットとして観光客に人気でした。
16時過ぎに列車は再びバンコクへ向け出発。次第に周りの景色も暗くなり、夜が訪れます。ファラポーン駅への到着は、18時50分なので、寝台車を利用する人は、帰路で寝て帰る人も多いのでしょう。
終点であるファラポーン駅に到着すると、隣のホームに、これまた見覚えある車両がいました。
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