JR神戸線を国鉄型115系が走る! 往年の急行「鷲羽」を復刻 湘南色で大阪へ
往時はどんな列車だったのでしょうか。
神戸~大阪間でツアー運行
JR西日本は2024年2月12日(月・振休)、神戸~大阪間で国鉄型115系電車を特別運行します。これは大阪を訪れる人々に、府内での滞在や周遊を楽しんでもらう「大阪来てな!キャンペーン」の一環です。
電車は湘南色で、かつての急行「鷲羽」をリバイバルしたもの。ダイヤは神戸10時24分発 大阪11時26分着です。ツアーとして運行されるため、全車指定席。車内では、昼食として駅弁が振舞われます。
参加代金は1人税込み2000円(大人・子ども同額)。募集人数は100人です。参加者へは記念乗車証が贈呈されます。応募は1月21日(日)23時59分まで、専用ウェブサイトで受付中です。応募多数の場合は抽選となり、当選者へは24日(水)から25日(木)までのあいだにメールで通知されます。
「鷲羽」はかつて、京都・大阪~岡山~宇野間で運行されていました。関西から四国への移動手段を担いましたが、当時はまだ瀬戸大橋が無く、宇野港から高松港へ直通する国鉄連絡船「宇高航路」に乗り継げたのです。1968(昭和43)年10月時点のダイヤでは、夜行列車を含む1日9往復が定期便で設定され、大阪~宇野間を約3時間で結んでいました。
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