神戸空港、来年激変か? 「新ターミナル建設」でなにが変わるのか 建設計画地も変更へ

これまでの「課題」も解決かも?

サブターミナルの場所を変更

 神戸市が2024年2月8日まで、「神戸空港サブターミナル整備基本計画」の改定案についての市民意見を募集しています。神戸空港のターミナルは、どのような再開発が計画されているのでしょうか。

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神戸空港(乗りものニュース編集部撮影)。

「神戸空港サブターミナル整備基本計画」は2023年2月に策定。現在の旅客ターミナルに加え、2025年運用開始を目指してもうひとつ「サブターミナル」を建設し、より多くの国内線を運航できるようにするほか、現在設備がないことから運航できない国際旅客便への対応も可能にするというものです。

「2025年に開催される大阪・関西万博開催時には、神戸空港の航空需要が拡大します。現行ターミナルは施設規模・内容が今後の航空需要に対応できず、新たにサブターミナルが必要になります」。神戸市は、サブターミナルの必要性を次のように説明します。

 当初の計画案では、サブターミナルは現ターミナルビル西側に建設を予定していましたが、改定案では現ターミナル北西側へと建設予定地を変更。既存ターミナルとのアクセスのしやすさを確保するほか、将来的には2のターミナルをデッキでつなぐ計画とのことです。

 改定案のサブターミナルの延床面積は約1万8700平方メートル。2階建てで、1階に国内・国際線に乗り降りするための各種設備、2階に展望デッキを設置する計画です。同ターミナルから発着する便は、現ターミナルのような搭乗橋(ボーディングブリッジ)を用いず、旅客をバスに乗せターミナルと機体を行き来する方式がとられるとしています。

【了】

【図】えっ…これが「将来の神戸空港」のイメージです

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