半世紀も現役!? 千葉県警の「超レトロパトカー」異例の展示に肉薄! カックカクなアメ車&“クジラ”

例年1月に開催される千葉県警の年頭視閲に毎年のように顔を出す「名物パトカー」があります。50年以上前に導入されたトヨタ「クラウン」とシボレー「カプリス」の警察車両、2024年は展示までされました。

実は赤色灯付けていても「緊走」できない!?

 しかし、警察官の話によると、維持整備については「カプリス」の方がまだ良いのだといいます。これは、国内にこういった外国車の専門店がいくつもあるほか、本国アメリカ含めファンも多いため、交換部品などが比較的まだ流通しているからだそう。

 逆に「クラウン」の方は、トヨタ製とはいえ、メーカーも保証を終えているほか、ディーラーや整備工場含め部品がほぼ流通していない状態のため、その点で苦労があると語ってくれました。

 そういった点などを考慮して、実は最近ヘッドライトを交換したのだそう。従来は四角い2灯式のヘッドライトでしたが、点かなくなると前面ガラスや内部の反射板などライト一式を全交換しなければならなかったため、4灯式に換装。これにより切れた球だけ交換できるようになったそうです。

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千葉県警のシボレー「カプリス」の警察車両(乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、この2車種はともに赤色灯を搭載しているものの、厳密には運用が異なるそうです。「クラウン」は緊急車両として登録されているため、公道上を緊急走行できるのに対し、「カプリス」の方はその登録がないため、緊急走行ができないといいます。

 

 確かに、よく見るとナンバープレートの分類番号(板上部の地名横に付く数字)が、「クラウン」は88、いわゆる「8ナンバー」と呼ばれる特殊用途自動車向けのものなのに対して、「カプリス」は33、いわゆる「3ナンバー」と呼ばれる乗用自動車向けのものでした。

 覆面パトカーなど一部の警察車両を除くと、パトカーは基本8ナンバー登録なので、その点で「クラウン」と「カプリス」は異なっているのが外見からもわかります

 いまや貴重な警察車両となった千葉県警の「クラウン」と「カプリス」。冒頭に記したように今年、千葉県警は150周年です。両車はそのうちの3分の1を現役で生き続ける「歴史の生き証人」といえる存在のため、もし万一、更新や退役となっても大事にされることを願ってやみません。

【了】

【給油口の位置にビックリ!】千葉県警の“生きる化石”「クジラクラウン」「カプリス」パトカーをいろんな角度から見る(写真43枚)

【特集】異色の超絶パトカーも!? 日本の「すごい警察車両」こんなにいっぱいある!

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子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。

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