完成は7年後 JR宇都宮線の橋を架け替えへ 下り線移設で4月末に運休も

東鷲宮~栗橋間の古利根川橋梁です。

線路切換工事は計4回実施

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JR宇都宮線(画像:写真AC)。

 JR東日本の大宮支社は、宇都宮線の東鷲宮~栗橋間(埼玉県)にある古利根川橋梁の架け替え工事を実施中です。これに伴い下り線を仮線に切り換えるため、2024年4月28日(日)21時ごろから翌29日(月・祝)午前8時ごろまで、列車は久喜~古河間で運休します。

 列車はそれぞれの駅で折り返し運転に。上野方では湘南新宿ラインが白岡駅止まりとなるほか、宇都宮線(上野東京ライン)は上野~白岡間で8割程度、白岡~久喜間で5割程度の本数となります。宇都宮方では小金井~古河間で5割程度の本数となります。

 運休中は、久喜~栗橋間および栗橋~古河間でバスによる代行輸送が行われるほか、東武鉄道(一部路線)・東京メトロ全線・都営地下鉄全線で振替輸送も行われます。

 古利根川橋梁は一級河川である中川を渡ります。埼玉県は中川について、保水や遊水機能の維持・増大を目的に流域で治水対策を進めており、古利根川橋梁の付近は河道が拡幅されます。

 工事期間は2031年3月までが予定されています。線路切換工事は計4回行われ、橋梁は現行の約30mから約90mになります。

【了】

【完成想像図】これが新・古利根川橋梁です

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