「大江戸線延伸」2024年度はかなり具体化? 基金積み増し、新駅予定地まちづくりも加速へ

新駅の予定地周辺はどうなる?

 区は、大江戸線延伸の導入空間となる都市計画道路「補助230号線」沿道の全地区で、地区計画の決定と用途地域の変更を実施。今後は、新駅予定地周辺のまちづくりを進める方針です 。
 
 大泉学園町駅予定地周辺では、駅前広場の整備や、敷地の共同化などが想定されています。商業施設や公共サービスの充実を図るなど、駅前に相応しいまちづくりを進めるとしています。
 
 同地区では、2016年に「大泉学園町地区まちづくり協議会」が設立。新駅予定地周辺を「西地区」と「東地区」に分け、駅前広場の整備や商業・サービス施設の立地誘導を検討しています。今後は両エリアの一体的な再開発を視野に入れ、事業計画を検討していく予定。2025年度に再開発準備組合の設立を目指しています。

 大泉町駅予定地周辺では、新たな拠点整備を検討。さらに、補助233号線沿道地区では、地区計画など具体的なまちづくりのルールの検討を進めるほか、大泉学園駅から北へ延びる大泉学園通りも整備するとしています。
 
 このほか、区民や各種団体と一体で延伸促進活動を展開するとしています。

【了】

【画像】大江戸線の延伸ルートとまちづくりのイメージ

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