「頼む、延長して!!」F-35購入決定のチェコがリース戦闘機「返却期限切れ」危機に!? ひとまず"使用継続"希望

「グリペン」のリース期限が迫る!

納入はF-35の最新型になる模様…しかし!

 アメリカの航空機メーカー、ロッキード・マーチンは2024年1月29日、F-35「ライトニングII」24機を購入する承諾書にチェコ政府が署名したと発表しました。

Large 040130 f35c 01

拡大画像

空対空ミサイルを発射するF-35(画像:アメリカ空軍)。

 今回の契約成立により、チェコは18番目のF-35保有国となります。チェコ空軍は2031年に最初の機体を受領する予定で、機体は最新バージョンであるブロック4となるそうです。

 なお、チェコ空軍は同機を現在運用しているスウェーデン製のサーブ「グリペン」に代わる戦闘機として購入を希望していました。しかし、同機はスウェーデンからのリース品のため2027年に契約期限を迎えることになっています。

 F-35の納入は2031年からになるということで、同機納入前に「グリペン」は返却することになってしまいますが、本来のスケジュール通りに返却するとチェコの保有する超音速戦闘機はゼロとなってしまいます。そのため、2035年まで契約を延長できるか、製造元のサーブと交渉中のようです。

【了】

【おいおい、どうすんの!?】これが、リース期限が迫ったチェコ空軍の戦闘機です(写真)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。