もはや国民車?「ジムニー」人気は一体何なのか そしてなぜ“イジりやすい”のか カスタム大流行のワケ

ジムニーが「原点回帰」へ舵を切ったワケ

 1998年から20年続いた先代ジムニー販売期の終盤、日本で盛り上がりを見せたのが、アウトドアブームでした。このため、クルマも“ギア”としての要素が求められるように。その中でヒットとなったのがスズキの軽乗用車「ハスラー」(2014~)で、アウトドアを意識したアクティブな軽クロスオーバーワゴンとして新たな市場を開拓しました。また四輪駆動車では、輸入車を中心に本格派の人気が高まり、米国のジープ「ラングラー」やメルセデス・ベンツ「Gクラス」への感心が、より高まりました。

 そのような時代背景もあり、現行型ジムニーは、原点回帰となる「プロの道具」をデザインコンセプトに、スクエアなデザインに仕上げられました。

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東京オートサロン2018にN's STAGEが出展した先代ジムニーのカスタムカー。先代ももちろんカスタム需要は高かった(画像:東京オートサロン)。

 そのデザインは、歴代モデルの特徴的な要素が取り入れています。四角いボンネットを含めた直線的なスタイルは、悪路や狭い場所を走行する際、ドライバーがボディサイズだけでなく車両の姿勢や状況を掴みやすくする狙いがあります。傾斜の小さいフロントガラスとAピラーは、視界を最大化することに加え、限られたサイズの中で車内空間を最大化させる効果があります。

 より細かなところでは、登坂や下坂、凹凸路面の走行時に路面との干渉を避けるために小ぶりなバンパーを採用し、走破性を高めるべく、ボディサイズに対して大きめなタイヤとタイヤハウスが与えられています。そして、パンク時などの交換に必要なスペアタイヤも、走行性能の影響を避けるべく、標準サイズのタイヤが背面に装備されています。

 インテリアも同様のコンセプトが貫かれています。直線的なダッシュボードデザイン、悪路走行時に体を保持する大型のドアハンドル、視認性に優れる大径アナログメーターなども、悪路走行を助ける重要な機能なのです。

【ここまでやるか!】「ナントカ風ジムニー」のオンパレード!(写真)

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