「ハイエース2駆は雪道に弱い」本当か? 実地を走って理由が判明 予防策は “あえて荷物積む”

ハイエースユーザーの多くが語る、2WDモデルは雪道に弱いという言説を、青森県の積雪地を走ったら実体験しました。地元ドライバーによると、あえて荷室に重量物を積むことでスタックを防ぐこともあるそうです。

スコップで雪かき出しても抜け出せない…

 翌朝、外を見て見ると予報通りの積雪でした。未明から降り始めた雪が一面を銀世界に替えていたのです。「これで検証もできる」と、青森市内から南へハイエースを走らせました。向かう先は八甲田山の麓です。

 とはいえ、筆者が青森を訪れていたのは自衛隊の取材のためです。この日は第9師団第5普通科連隊が行う「八甲田演習」を撮影するため、自衛隊の広報担当者と待ち合わせしていたのです。

 指定された場所は、冬季通行止めになる県道40号線(青森田代十和田線)にありました。

 八甲田山雪中行軍遭難史料館を過ぎたあたりから、道路は徐々に上り基調になります。傾斜が急になったり、カーブがあったりするため、スタッドレスタイヤを装着していたとしても、時折、後輪がスリップします。

 このまま、予定通り目的地へ行けるな。そう思った矢先でした。遂にハイエース2WDが雪に行く手を阻まれてしまいました。

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八甲田山の麓に行く途中で、ついにスタックした筆者の2WDハイエース「スーパーGL」(武若雅哉撮影)。

 そこは、一般道からそれた脇道。グググっと車体が沈み込む音がしたので嫌な予感がしたのですが、まさに的中しました。15cmほどの積雪がある場所でスタックしてしまい、前にも後ろにも進むことができなくなってしまったのです。

 一応、そういったことも想定して、スノースコップを持参していたので、それを取り出してタイヤ周辺の雪を掻き出したのですが、それでもハイエースは動きません。

 ただ、自衛隊を取材するということで、筆者と待ち合わせていた数名の自衛官が応援に駆けつけてくれました。彼らが車体を押してくれたことで、その場所からは脱出できたものの、指定された駐車場まであと10mという目前で再びスタック。

 ここでも再度、数名の自衛官に車体を押してもらい、なんとか駐車することができ、無事に取材に参加することができました。

【えっ、光ってる!?】吹雪でも安心? これが 「絶対見える路側帯」です(写真)

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