「ハイエース2駆は雪道に弱い」本当か? 実地を走って理由が判明 予防策は “あえて荷物積む”

ハイエースユーザーの多くが語る、2WDモデルは雪道に弱いという言説を、青森県の積雪地を走ったら実体験しました。地元ドライバーによると、あえて荷室に重量物を積むことでスタックを防ぐこともあるそうです。

市街地と郊外で明らかに道路状況が違う!

「雪道に弱いハイエース2WD」

 これは、ハイエースユーザーの多くが口を揃えて言っていることで、ハイエースの購入を検討している将来の新規ユーザーも気になっている部分です。

 実際に、ハイエース2WDは雪道に弱いのでしょうか。筆者が積雪地まで行き検証してきました。場所は厳冬期の青森県、八甲田山麓です。

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2024年2月1日、積雪によって白く染まった青森市郊外を走ることになった筆者の2WDハイエース「スーパーGL」(武若雅哉撮影)。

 そもそも、ハイエースはトヨタ自動車が製造するワンボックスタイプの商用バンです。日本のみならず世界的に人気がある車種で、バリエーションは極めて多く、法人利用のみならず、近年のアウトドアブームで個人利用も多くなっています。

 足回りは後輪駆動(いわゆるFR)の2WDと全輪駆動の4WDの2種類がありますが、降雪の少ない地域では価格が安く燃費も良好な2WDの方が人気です。その一方で、積雪地域や山間部などでは価格や燃費が多少悪くとも、走破性に優れた4WDが根強い需要を持っています。

 筆者(武若雅哉:軍事フォトライター)が暮らす静岡県の富士山周辺は、まさに2WDと4WDの両方が使われており、雪が舞った時などに冒頭のセリフがよく聞かれます。しかし、それは本当なのでしょうか。

 筆者が青森県を訪れたのは1月31日の深夜でした。到着して感じたのは、全く雪がないということ。歩道などに除雪した際の雪の塊はありましたが、アスファルトはしっかりと見えており、凍結している場所も見当たりませんでした。

 本来であれば喜ばしい環境なのですが、これでは雪道の弱さを検証することができません。

 その一方で、翌日は雪予報であったため、きっと朝になれば雪が積もっているだろうと思い、その日は就寝しました。

【えっ、光ってる!?】吹雪でも安心? これが 「絶対見える路側帯」です(写真)

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