「ハイエース2駆は雪道に弱い」本当か? 実地を走って理由が判明 予防策は “あえて荷物積む”

ハイエースユーザーの多くが語る、2WDモデルは雪道に弱いという言説を、青森県の積雪地を走ったら実体験しました。地元ドライバーによると、あえて荷室に重量物を積むことでスタックを防ぐこともあるそうです。

地元住民が教えてくれた「生活の知恵」とは?

 今回の件に関して、地元の方に話を聞いたところ、冬季は使用しないサマータイヤや、スタックした時にも使える砂を積んでおくと言っていました。これは、ハイエースは貨物を搭載して走ることを前提に設計されているクルマなので、あえて200kgから300kgの荷物を積んで、後部を重くしているとのこと。そうすれば、ハイエース2WDでも後輪の空転を防ぐことができるのだそうです。

 普段は都市部でハイエース2WDに乗っているものの、もし仕事やレジャーなどで雪山に行く必要が生じた場合は、タイヤチェーンとスノースコップをクルマに積むのはもちろんのこと、わざと後部を重くすることで後輪のグリップ力を高め、雪道でもスタックを防げるようになるということがわかりました。

 しかし、いくら入念な準備をしていたとしても、雪道の走行は危険を伴うことは言うまでもありません。

Large 20240205 01
雪国は大量の融雪剤が撒かれているため、戻ったらしっかりと洗車しよう(武若雅哉撮影)。

 筆者は以前、雪道でも安定して走れると定評の三菱自動車「デリカD:5」にも乗っていたことがあります。このクルマは確かに安定感ありましたが、4WDとはいえちょっとした場所でスリップするといったことも間々あったため、たとえ雪道やオフロードに強いとされるクルマでも決して油断してはいけないと、常に感じていました。

 どんなクルマに乗っていても、雪道であれば運転技術や装備を過信することなく、「急」が付く動作を回避し、すぐに止まれるスピードで、前車との車間距離を保ちつつ、通常よりも安全運転を心掛けながら、冬のアクティビティを楽しみましょう。

 最後に、スタックした時に助けてくれた自衛官の皆様に、この場をお借りして深く感謝いたします。

【了】

【えっ、光ってる!?】吹雪でも安心? これが 「絶対見える路側帯」です(写真)

Writer:

2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  3. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  4. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号