歴史は1000年以上!? 奈良の古~い街道が大改良 “世界遺産登録” 見据え狭隘&クネクネ解消!

「大化の改新」前まで遡る?

「多武峰街道」改良!

 奈良県は2024年2月7日、道路改良を進めていた主要地方道「桜井吉野線」百市(もものいち)工区の420mが、3月20日に部分開通すると発表しました。

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桜井吉野線 百市工区の現道。桜井駅と談山神社を結ぶ路線バスも通るが狭隘だ(画像:奈良県)。

 桜井吉野線は、桜井駅から南へ、談山神社のある多武峰(とうのみね)へ通じる道で、多武峰街道とも呼ばれます。談山神社は西暦645年から始まる「大化の改新」の起源となった極秘談合が行われた場所と言われるほか、多武峰街道は古来から、松尾芭蕉や本居宣長といった様々な文化人も歩いてきたとされています。

 道路ネットワークとして見ると、桜井周辺と吉野方面を結ぶ南北の幹線道路であり、第2次緊急輸送道路に指定されています。観光バスなども行き交う観光道路としての側面のほか、沿道に「吉野材」の製材所が多数あることから木材輸送にも活用される道です。古い道ということもあり、すれ違いの困難な狭隘部やカーブが連続することから、百市工区(1.4km)では現道の拡幅とバイパス整備の2本立てで改良が進められています。

 今回開通するのは、そのうちのバイパス部で、川の向こう側に2車線+歩道の新しい道が開通し、狭隘部を解消します。

 多武峰エリアは、世界遺産候補「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」のひとつとなっており、桜井市街地からの周遊性向上にも期待が込められています。

【了】

【フツーに “使える” ルートだけど狭い】「桜井吉野線」の改良概要(地図/画像)

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