なんて豪華! JALファーストクラス 超最新vs60年前の「初代ジェット機」との共通点とは? 昔の方が一部勝ってる!?
60年以上前の「JALファーストクラス」特徴は?
DC-8のファーストクラスを特徴づけるのは、壁に飾られた扇に象徴される「和テイスト全開」な内装でしょう。座席は伝統的な老松紋があしらわれた西陣織のシートカバーで覆われ、光の当たり方次第では、かなり“ギラギラ”した席に見えることもあります。
また、そのサービスは、現代からするとびっくりするようなものがあったそうです。当時の資料によると、食事は非常に豪華で、ロブスターと思しき巨大エビのメニューなども振る舞われたそうです。JALでは2024年現在、A350-1000運航便を含むファーストクラス旅客に対し、キャビアなどを提供するサービスもありますが、インパクトの面では、黎明期のファーストクラスの食事に軍配が上がるかもしれません。
その一方、DC-8でも見られた「和テイスト」が、A350-1000でも違う形で引き継がれているのです。
後者の新客室に打ち出されたコンセプトは「日本の伝統美」。JALが発行するWebマガジン「OnTrip JAL」で、客室開発担当者は「日本の伝統的な織り柄やパターンを“忍ばせる”ようなデザインアプローチを心がけました」とコメントしています。
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