まだまだ「車のお手本」か? VWゴルフ50年目の改良新型 苦境を打破する初モノづくし!

生誕50周年を迎えるフォルクスワーゲン「ゴルフ」の改良新型が発表。電動化が進むなかでもガソリンからPHEVまで幅広く展開する「世界標準車」は、SUVに押されて苦戦するなか、数々の新機軸で輝きを取り戻せるでしょうか。

ガソリンからPHEV、Rまで全部揃える!

 eハイブリッドとGTE(GTIの電動版)の2タイプが用意されるPHEVは、可変ジオメトリーターボ(VTG)を備えた1.5TSI evoを搭載するとともに、バッテリー容量を従来の10.6kWhから19.7kWhに拡大して、EV走行時の航続距離を約100kmに伸ばしています。また新たに50kWまで対応するDC急速充電器にも対応させて、使い勝手を向上させました。これまでPHEVは日本市場には導入されていませんでしたが、新型では日本上陸に期待したいところです。

 ノンハイブリッドの1.5TSIは、115PSと150PSの2タイプが用意され、どちらも6速MTが組み合わされます。2025年には従来より最高出力が14PS向上して204PSとなった2.0TSIを搭載した4WDモデルも追加されます。

 2.0TSIを積むGTIは、従来から20PSアップとなる最高出力265PSとなり、一層スポーティな走りを実現しています。また今回プロトタイプが公開された次期ゴルフRは、噂によれば限定モデルのゴルフR 20 Yearsに搭載された333PS仕様の2.0TSIが標準になると言われています。話を聞いた開発エンジニアも、「まだ詳しいことは言えないけど、確実に進化しているよ!」と自信に溢れた表情を見せていたので、大いに期待したいところです。

 トーマス・シェーファーCEOも、新型ゴルフに自信を見せます。

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トーマス・シェーファーCEO(竹花寿実撮影)。

「新型ゴルフは素晴らしいクルマになりました。マイルドハイブリッド、PHEV、GTE、GTI、ディーゼルと、幅広くラインアップしています。現時点でゴルフは、我々にとって最も重要なモデルのひとつです。日本でも同様だと思います。次世代はフルエレクトリックになりますが、地域によって電動化の進捗に差があることは当然です。そのような状況の中で、50年の伝統を持つゴルフには、まだまだ多くのことを期待しています。特に100kmのEV航続距離を実現したPHEVは、バッテリーEVへの橋渡しとして、とても良いオファーになると考えています」

【これがスタンダード顔】改良新型「ゴルフ8.5」オーストリアで見てきた!(写真)

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