まだまだ「車のお手本」か? VWゴルフ50年目の改良新型 苦境を打破する初モノづくし!

生誕50周年を迎えるフォルクスワーゲン「ゴルフ」の改良新型が発表。電動化が進むなかでもガソリンからPHEVまで幅広く展開する「世界標準車」は、SUVに押されて苦戦するなか、数々の新機軸で輝きを取り戻せるでしょうか。

やっぱりゴルフは「主軸であり続ける」

 シェーファーCEOはまた、次のように続けました。

「コンパクトカーは今後も重要であり続けると考えています。日本市場でもTクロスが人気を博しているように、世界中でSUV人気が高まっていますが、ゴルフのようなハッチバックモデルは、特にヨーロッパ市場では欠かすことができません。GTIやRのようなパフォーマンスモデルも、エモーションの点でとても重要です」

 現行ゴルフは、コロナ禍や電動化に向かう時代の変化、世界的なSUV人気の高まりなどもあって、歴代モデルの中ではやや苦戦しているのは否めません。しかし、クルマとしての出来栄えは、ライバルと比較しても遜色ないので、今回の改良を気に再び評価が高まる可能性は十分にあります。特に新しいインフォテインメントシステムの出来栄えは、その鍵となるでしょう。

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会場で披露された新型ゴルフRプロトタイプと筆者(画像:フォルクスワーゲン)。

 シェーファーCEOは、最後にこう語りました。

「今後はコンパクトカー市場が小さくなるかもしれませんが、我々VWにとっては、より重要になると考えています。今後もゴルフは我々の主軸であり続けます。素晴らしい歴史があって、多くのファンもいる日本も、我々にとってとても重要な市場です。今後も日本のみなさんが求める商品を積極的に投入したいと考えています。新型ゴルフにも期待してください!」

【了】

【これがスタンダード顔】改良新型「ゴルフ8.5」オーストリアで見てきた!(写真)

Writer:

1974年生まれ。美術大学を卒業後、自動車専門誌やウェブサイトの編集に携わり、2010年に渡独。2018年までドイツでモータージャーナリストとして活動後、日本に拠点を移し、ドイツ車やドイツメーカー事情、ドイツの交通事情などを中心に執筆活動を行っている。

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