渋滞市街地&海沿いクネクネ国道を“大胆ショートカット” 「有田海南道路」2本目のトンネル掘削へ
海南市側2.9kmは来春に開通予定。
2つめのトンネル工事に着手
国土交通省 和歌山河川国道事務所は2024年3月6日(水)、国道42号のバイパスとして整備を進めている「有田海南道路」の1号トンネル(仮称)について、2月29日に掘削を開始したと公式X(旧Twitter)で発表しました。
有田海南道路は、和歌山県有田市から海南市までを結ぶ9.4kmのバイパスです。海沿いを行く国道42号に対し、こちらは山中をショートカットします。2023年には有田市側の末端部で、バイパスの橋として「有田サンブリッジ」が開通。2022年には海南市側で、有田海南道路に接続する現道拡幅事業(冷水〈しみず〉拡幅)が一部整備済みです。
トンネルは同区間に計5か所設けられます。2024年1月時点では、海南市側の5号トンネル(仮称:延長2km)で掘削が完了し、うち1.2kmあまりが完成しています。5号トンネルを含む冷水~小南間2.9kmは、2025年春に開通予定です。
【了】
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