福岡市地下鉄「異形の新型車両」製造中の車内が公開!特徴盛りだくさん 「地下鉄初」の機能も
かなりの意欲作!
座席幅は国内最大
福岡市地下鉄は2024年3月15日、製造が進む新型車両4000系の車内の画像を公式X(旧Twitter)で公開しました。
4000系は川崎車両で製造され、2024年秋ごろから空港線・箱崎線で運転を開始する予定。車体前面は直線的な「食パン顔」のデザインで、青空をイメージしたスカイブルーが採用されています。最終的に6両編成が18本製造される計画です。
外観だけでなく、車内にも多くの特徴があります。座席幅は通勤形車両として国内最大となる1人あたり480mm。各所にガラスが多用され、開放的な空間になっています。また、ドア上の案内表示器は3画面もあり、2画面で運行案内を、もう1画面でニュースや広告を放映します。車内の防犯カメラは、国内の地下鉄では初となるリアルタイム監視機能が付きます。
車両の技術面でも新技術が搭載される予定です。既存車両に比べ、電力使用量が20%低減される新型モーター「同期リラクタンスモーター」を、世界で初めて営業列車に導入。また、カーブに合わせて車軸が可動する台車を採用し、走行安定性の向上や騒音の低減を図るとしています。
【了】
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