熊本空港に「ANAのデッッカイ貨物専用機」初降臨へ!なぜ? 100t以上乗せられる「777F」

デッキスゴイことになりそう!

世界的半導体メーカー同県参入で

 熊本空港に2024年3月29日、ANA(全日空)の大型貨物専用機「ボーイング777F」が初飛来する予定です。どういった経緯で熊本空港便に777Fを投入するのでしょうか。

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離陸するANAのボーイング777F「BLUE JAY」(乗りものニュース編集部撮影)。

 ボーイング777Fは、旅客機の777-200LRをベースにした大型の貨物機で、日本の航空会社が同型機を導入するのはANAグループが初めてです。「BLUE JAY(ブルージェイ)」という、北米に生息する青い翼の鳥、日本名「アオカケス」の名が愛称として与えられ、機体後部の左側には、そのマークも描かれています。

 搭載重量は、それまでANAカーゴの主力機であったボーイング767Fと比較して2倍近い102tを誇ります。

 現在熊本県は世界的半導体メーカーが同県に進出してきたことで、旺盛な半導体関連の輸送需要を持つとのこと。777Fの投入はこれに応えたものと同社はしており、今後は熊本空港への777F運航便の定期便化を目指すとしています。

【了】

【…プレハブ?】貴重な仮設ターミナル時代の熊本空港

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