常時即応が可能に “日本版海兵隊”水陸機動団3つめの連隊が長崎で発足 陸上自衛隊

すぐ隣には海上自衛隊の飛行場もあります。

訓練展示では水陸両用車AAV7も疾走!

 長崎県大村市にある陸上自衛隊竹松駐屯地において2024年3月24日、第3水陸機動連隊の新編記念式典が実施されました。

 

 第3水陸機動連隊は、「日本版海兵隊」と呼ばれる水陸機動団において、基幹部隊として運用される水陸機動連隊の3番目の部隊です。

 水陸機動団は、敵に占領された我が国の離島などに強襲上陸し、奪還することができるよう相応の装備とノウハウを持った、いわゆる水陸両用戦の専門部隊として2018年3月に発足しています。

 

 これまでは基幹となる水陸機動連隊は2つしかありませんでしたが、今回3つめができたことにより、訓練や休養をローテーションするような形で、常に1個連隊は即応できる体制になりました。

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新編記念式典において、木原防衛大臣より連隊旗を受け取る第3水陸機動連隊長の髙田剛一1等陸佐。第3水陸機動連隊は竹松駐屯地司令を兼務する(乗りものニュース編集部撮影)。

 第3水陸機動連隊の規模は約600名。連隊長を補佐する連隊本部のほかに、本部管理中隊、第1中隊、第2中隊、第3中隊、そして対戦車中隊の5個中隊が編成されています。

 

 なお、同じく水陸機動団隷下にあり、水陸両用車(AAV7)を装備・運用する戦闘上陸大隊にも同時期に第3中隊が新編されています。この部隊は大隊本部やほかの中隊は別の駐屯地に所在しますが、第3中隊は竹松駐屯地に配置されます。これも第3水陸機動連隊の発足にあわせた増勢で、こうした改編によって水陸機動団は約3000名にまで規模は拡充されました。

 

 式典には木原 稔防衛大臣のほかに、松本 尚(ひさし)政務官、大石賢吾長崎県知事、園田裕史大村市長らが参列したほか、陸上幕僚長や陸上総隊司令官、さらにはアメリカ海兵隊の高官なども来賓として姿を見せていました。

 

 隊旗授与の後には駐屯地の一角で訓練展示も行われ、ボートを用いた洋上からの隠密潜入や、火力誘導による着上陸準備射撃、AAV7の上陸とそこからの下車展開、敵制圧といった一連の様子も披露されました。

【了】

【写真】第3水陸機動連隊の新編記念式典の様子

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