「不通区間の現状を見て」被災区間を歩くツアー5月開催 駅に取り残された電車も見学 大井川鐵道

大井川鐵道が「被災区間見学ツアー」を企画。災害で不通となっている大井川本線の一部区間を歩きます。

SL列車にも乗車

 大井川鐵道が、大井川本線の被災区間を見学するツアーを2024年5月に開催します。

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下泉~田野口間の被災状況。2024年4月10日撮影(画像:大井川鐵道)。

 大井川本線は2022年9月の台風により、金谷~千頭間39.5kmの北半分にあたる川根温泉笹間渡~千頭間19.5kmが現在も不通です。

 この区間をめぐっては、2023年3月、静岡県を中心とした「大井川鐵道本線沿線における公共交通のあり方検討会」で議論が始まり、2024年3月26日の同会で「早期における金谷~千頭間の運転再開をめざす」という方向性が確認されました。

 大井川鐵道は「不通区間が現在どのような状況にあるか、全線運転再開にあたり何が課題か、全線運転再開後の継続的な維持を行ってゆくにあたりどのようなことが必要かということや、私たちの全線運転再開に対する思いを参加者の皆さまをはじめとした多くの方々にお伝えする機会として、大井川本線被災区間見学ツアーを計画した」といいます。

 催行日は5月11日(土)・18日(土)です。旅程は日帰り。新金谷駅からSL列車と貸切バスで移動し、被害の大きい下泉駅から田野口駅までの3.6kmを大井川鐵道職員の解説付きで歩きます。

 千頭駅では、夜間留置のまま取り残されている元南海電車の運転席に座ったり、しばらく稼働していない転車台を人力で回したりします。

 旅行代金は2万8000円(18歳未満は成人同伴。中学生未満は不可)です。被災区間を歩く際にかぶるツアー名入りヘルメットは、記念品として持ち帰れます。予約は大井川鐵道のウェブサイトで受け付けています。

【了】

【写真】被災状況や元南海電車・転車台を写真で見る

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