新東名・東名から静岡最南端へ!「金谷御前崎連絡道路」2024年度に国道1号BPとついに接続! 陸海空を結ぶ重要路

金谷御前崎連絡道路の「金谷相良道路II」区間が、2024年度に開通予定です。

国道1号BPの菊川ICに接続

 金谷御前崎連絡道路の菊川IC~倉沢IC間が、2024年度に開通する見込みです。どのようなルートなのでしょうか。

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建設中の金谷御前崎連絡道路(金谷相良道路II)。2022年1月撮影(画像:静岡県)。

 金谷御前崎連絡道路は、静岡県島田市の島田金谷IC(新東名高速)と、同県最南端に位置する御前崎市の御前崎港を南北につなぐ延長約30kmの地域高規格道路です。

 県内を東西に走る新東名や国道1号島田金谷バイパス、東名高速といった「陸」の大動脈と交差しながら、「空」の富士山静岡空港や「海」の御前崎港を結びます。

 国道473号や国道150号のバイパスとして整備が進んでおり、現在は、空港最寄りの倉沢IC(静岡県菊川市)から終点の地頭方IC(同・牧之原市)までの21.6kmが開通済みです。

 2024年度に開通を控えているのは、静岡県が「金谷相良道路II」として事業を進めている菊川IC~倉沢IC間3.3kmです。菊川ICで島田金谷バイパスと接続します(東名の菊川ICとは別)。

 この区間が開通すると、県内の袋井・掛川方面などから菊川ICを経由し、金谷御前崎連絡道路を南下して空港に至るルートが完成します。

 国土交通省の浜松河川国道事務所によると、掛川市中心部から空港までの所要時間は、現在の42分から、開通後は28分に縮まる見込みです。

 なお、東名・相良牧之原IC付近の区間も、「金谷相良道路III」として2023年度に事業化されました。信号が続き混雑するこの区間に並行して、1.8kmの道路を別途建設する計画です。工事は2030年代まで続きます。

【了】

【地図】金谷御前崎連絡道路の計画ルートを地図で見る

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