東武野田線「6両→5両に減車」で混まない? 新型車導入で訪れる変化 でも大宮駅は「6両対応」で改良のワケ

新しい東武大宮駅が「6両編成」想定なワケ

 5両編成となる野田線ですが、今後、ターミナル駅の大宮駅では、橋上化やホーム増設(2面3線化)などの大規模改良が予定されています。この新たなホームは、「6両編成対応」で整備される見込みです。

 これは、さいたま市が2024年4月、「大宮グランドセントラルステーション(GCS)構想」の一環として推進している東武大宮駅の改良計画について、調査設計時点の完成予想パースを公開したことで、明らかになりました。

 2023年のさいたま市議会の2月定例会では、東武大宮駅の改良について「駅舎改修や新たな改札口の設置といった鉄道駅の顔づくりだけでなく、特急列車の乗り入れも今後期待される」といった主旨の答弁があり、6両編成対応のホームは、特急の乗り入れを視野に入れた措置とみられます。ただ現時点の改良計画は、あくまでも調査設計段階のため、正式に決定したわけではありません。
 
 野田線では、2017年に特急「アーバンパークライナー」の運転が始まり、大宮駅に6両編成で乗り入れていた時期もあります。ただ、春日部駅の高架化工事の進捗により、本線(スカイツリーライン) と野田線をスムーズに行き来できる渡り線が無くなることから、「アーバンパークライナー」は2024年3月のダイヤ改正で廃止されています。
 
 果たして今後、5両編成となる野田線に6両編成の特急列車は乗り入れてくるのでしょうか。

【了】

【画像】かなり変わる!これが東武大宮駅の大規模改良イメージです(6両対応のホームも)

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コメント

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1件のコメント

  1. 東武アーバンパークラインの5両化絶対反対。
    6両のままにしていただきたい。