日本一海に近い? 横浜「絶景の閑散駅」とは 特殊すぎるゆえ“非日常感”たっぷり!

ホームのすぐ真横が海、しかし改札の外に出ることができない――そんな変わった駅が、大都会・横浜に存在します。実際に行ってみました。

一般人は「駅から出られない駅」

 ホームのすぐ横が海という風光明媚な駅でありながら、「改札の外に出ることができない」という変わった駅、それが鶴見線の海芝浦駅(横浜市鶴見区)です。どのような駅なのか確かめに行ってみました。

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鶴見線のE131系(乗りものニュース編集部撮影)。

 まずは京浜東北線鶴見駅で鶴見線の海芝浦行きに乗り換えます。列車は鶴見駅を発車すると、レトロな雰囲気が漂う国道駅や、浅野財閥の創始者・浅野総一郎が駅名の由来となっている浅野駅を通っていきます。
 
 新芝浦駅を出ると、いよいよ線路は海沿いを走り、車窓には海面が広がります。列車は工業地帯の中の運河に沿って進み、終点の海芝浦駅に到着しました。ゴールデンウィーク期間中ということもあり、この日は結構な数の下車がありました。
 
 ただ、海芝浦駅は東芝グループの工場「東芝エネルギーシステムズ京浜事業所」に隣接しており、改札を出てもそこから先は関係者以外立ち入り禁止。工場構内の撮影も禁止という貼り紙が。
 
 一般の利用者は駅構内から出ることはできないため、簡易suica改札機の「出場」をタッチした後、「入場」をタッチして運賃を精算する必要があります。ICカードを持っていない場合は、きっぷ入れにきっぷを入れ、帰りは乗車証明書を発券して降車駅で精算する流れとなります。

【画像】海近すぎ!これが横浜にある「絶景の閑散駅」です

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