日本一海に近い? 横浜「絶景の閑散駅」とは 特殊すぎるゆえ“非日常感”たっぷり!
「駅直結の公園」もあった
ホームのすぐ下には京浜運河が広がり、工場群や首都高湾岸線に架かる「鶴見つばさ橋」などの眺めが楽しめます。また、目の前を貨物船や警戒船などが通ることもあり、行き交う船も見飽きません。都心から近く、ちょっとした「非日常感」を感じたり、気分転換に訪れたりするのにもいいでしょう。
目の前に広がる“海”は京浜運河ではありますが、ホームから海、つまり水面に最も近いという意味では、海芝浦駅が「日本一海に近い」といえるかもしれません。
ただ、日中は1時間に1本も列車が来ない時間帯があり、本数が少ないため注意が必要です。本数が増える夕方に訪れ、夕暮れの景色を楽しむのもおすすめです。
駅の奥に進むと、「海芝公園」がありました。この公園は、海芝浦駅の景色を求めて訪れる人が後を絶たないため、企業が所有地を一部開放し、駅に直結する形で造ったミニ公園。ここだけは一般客も出入りが可能となっています。公園内には花が植えられ、ベンチも設置されるなど、綺麗に管理されていました。
大都市にあるにも関わらず、上記のような特殊性から秘境感も漂う海芝浦駅。鶴見線は2024年3月のダイヤ改正で新型車両E131系に統一されており、新型車両の乗車と合わせて訪れるのもよいでしょう。
【了】
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