滑走路多すぎ!? 日本最大「羽田空港」4本の滑走路の“使い分け”とは? あちこち離着陸のカオス…にはならない!

羽田空港の滑走路は4本。同空港は、その規模もさることながら、日本で滑走路を一番多く持つ空港としても知られています。この4本の滑走路をどのように使うかということについては、実は明確な原則が存在します。

離陸・着陸それぞれで用いられる原則とは

 着陸時の運用では、冬などで北風が吹いているとA滑走路とC滑走路に南から、夏などで南風が吹いているとB滑走路とD滑走路に北側から着陸するという2つのパターンが一般的です。さらに後者の南風運用時の一部時間帯では、A滑走路とC滑走路に北側から着陸することも。これが、着陸前に都心上空を低空で飛ぶ、いわゆる「羽田新ルート」です。

 AとC、BとD、どちらの滑走路の使うかは、原則として「どこから来るか」で決まることが多いとされています。たとえば北風運用時では、沖縄や福岡、台北など西や南から来る便は、おもにA滑走路を使用。北海道やヨーロッパやアメリカなどの北や東方向から来る便は、C滑走路を使用する傾向があります。

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羽田空港には4本の滑走路があり、そのうちA滑走路とC滑走路が平行している(画像:国土地理院)。

 では、離陸の際はどのような滑走路の使われ方をしているのでしょうか。

 北風運用時の離陸滑走路はC・Dの2本を用い、北(Dの場合は北東方向)向きに離陸滑走をするのが一般的です。一方、南風運用時は多くの時間でAとCの2本が用いられ、その2本から南に向かい離陸をします。さらに南風の一部時間で行われる「羽田新ルート」運用では、離陸にA・Bの2本が用いられ、Aは南に向け、Bは南西に向け離陸をする使い方がされています。

【了】

【図】一発で理解! これが「羽田空港の滑走路の使い方」3パターンです

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