「え、ホントなの!?」飲料水メーカーが軍用機プレゼントする企画をスタート
どうやらガチらしい。
ペプシコのように法廷闘争にはならない!
アメリカの飲料水メーカーであるリキッド・デスは2024年5月21日、軍用機であるL-39をプレゼントするという奇想天外な企画を発表しました。
同メーカーは夏に向け、5月21日から9月4日までにレシートを提出した人から抽選で1人に本物のL-39が当たるキャンペーンをスタートさせました。L-39は旧チェコスロバキアで開発された高等ジェット練習機・軽攻撃機です。民間で使用されているものも存在しますが、現在もチェコやスロバキアで運用されているれっきとした軍用機です。
なお、リキッド・デスはメーカー名と同名のミネラルウォーターや炭酸水をエナジードリンクのようなパッケージで販売し「お酒を飲む場で飲んでもダサくない水」としてアメリカで人気を博しています。
実は1990年代に、ペプシコーラの販売元であるペプシコが、アメリカ海兵隊の攻撃機「AV-8BハリアーII」を700万ポイントで交換できるといった嘘キャンペーンのCMを流し、実際にポイントを集めた購入者と訴訟になったことがあります。
そのため、リキッド・デスのキャンペーンを疑う声が出ることを想定したのか、同メーカーの公式サイトでは「これは100%本当です。このジェット機を手に入れるために、私たちを法廷に連れていく必要はありません」とアナウンスしています。
当選者には軍用機のほか、格納庫スペースの6か月分のレンタル保障、リキッド・デス1年分、リキッド・デスデザインのフライトヘルメット、コックピットカップホルダーがプレゼントされるとのこと。ちなみに、軍用機がいらない場合は、25万ドルを選ぶという選択肢もあるようです。
参加者は最大400件のエントリーができますが、実店舗で受け取ったレシートの写真を送信する必要があるため、ネット販売などは対象外になるようです。また、日本では同飲料は未上陸のため、参加するにはアメリカで買うしかありません。
【了】
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