それは自転車…じゃない!違反激増「モペット」取締りに密着 難しい見分け「怪しきは止める!」

去年は56件 今年は既に5月の段階で397件!

「モペット」が絡んだ交通違反数は2023年が56件だったのに対し、今年は5月の段階で既に397件と急増しています。これは警視庁が取り締まりを強化したという経緯もありますが、事故も今年の5月までに14件発生しており、事故を未然に防ぐという背景もあります。

 警視庁交通部監理官の権田洋平警視は「ペダルがついていても、原動機の力で走行するものはバイク以上の乗り物となります」と注意喚起をしました。これらの車両に乗るためには、運転免許、ヘルメットの着用義務、ナンバープレート着装義務のほか、自賠責保険の加入義務、保安基準を満たす必要があるとのことです。

 なお、今回警視庁が配布したチラシでは「ペダル付き電動バイク(モペット)」と表記されていました。警察や行政などでは、モペットを「ペダル付き原動機付自転車」と呼称することが多いそうですが、「モペット」などの一般にも浸透している名称をあえて使っています。

「『ペダル付き原動機付自転車』ですと『自転車じゃん』と思われてしまう可能性もあるので、原付バイクと同じであることを強調したかった」と、担当者が普段使わない名称を使った理由を明かしていました。

【了】

【あれ、ダメなの!?】これが、自転車のようにしか見えない改造モペットです(写真)

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