「冷たい水、無料で飲めます!」東京の地下鉄にまだ残る冷水器 メトロは全廃したのにナゼ?

水筒などに無料で補充できるところも

 2024年7月現在、「トーキョーウォーター・ドリンキング・ステーション」には都内900箇所が登録されており、そのなかには都営地下鉄の水飲み場も含まれています。

 そのような経緯から、都営地下鉄には、広く水飲み場が残っているようです。実際、よく見ると、水飲み場の壁には「東京水」「Tokyowater Drinking Station」というシールが貼られており、そこには「安全でおいしい東京水が気軽に飲める場所 都内各地にありますのでぜひ利用してください」という水道局のメッセージが印字されていました。

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都営地下鉄の日本橋駅に設置されている水飲み場(乗りものニュース編集部撮影)。

 また、割合こそ不明なものの、その多くは冷水器、いわゆるウォータークーラーになっており、冷たい水が飲めるほか、一部の駅にはボトルディスペンサー型水飲栓が置かれており、水筒やペットボトルに無料で冷水を補充できるようになっています。
 
 なお、東京都水道局では2013年10月から利根川水系のすべての浄水場に高度浄水処理を導入しており、ミネラルウォーターに比肩するほどの安全でおいしい水とアピールしています。
 
 夏の暑い日に冷たい水を飲むと一息つけるのも事実です。熱中症予防の一環で利用するのもありなのではないでしょうか。

【了】

【だからか!】シールに注目 都営地下鉄で水飲み場が残る理由(写真)

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