航空自衛隊F-2戦闘機 オーストラリアで初の爆撃「ミッション完遂!!」の文言も

航空幕僚長も現地を視察で訪れたそう。

初の対地訓練 派遣部隊は間もなく帰国

 航空自衛隊は2024年8月1日、オーストラリアで開催中の多国間演習「ピッチ・ブラック2024」において、F-2戦闘機が初めて爆撃訓練を実施したと発表、その様子を動画で公開しました。

 オーストラリアで行われる「ピッチ・ブラック」に航空自衛隊が初めて参加したのは前回の2022年開催時です。

 このときもF-2戦闘機が派遣されたものの、同地で対地射爆撃は行われませんでした。

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多国間演習「ピッチ・ブラック2024」でオーストラリア上空を飛ぶ航空自衛隊のF-2戦闘機(画像:オーストラリア国防省)。

 公開された映像を見ると、F-2戦闘機に、「GBU-38/B」精密誘導爆弾らしきものを取り付け、また飛行する様子が収められています。なお、爆弾自体は青色のため、火薬などが充填されていない模製弾のようで、そこには「目標 ミッション完遂!!」などといった隊員のメッセージが書き込まれていました。
 
 なお、説明によると、無事ミッションは完遂したとのこと。演習は8月2日で終了する予定のため、派遣されているF-2戦闘機と隊員らは、まもなく帰国の途につく模様です。

【了】

【これが爆弾です】F-2戦闘機の周りで動く航空自衛官たち(写真)

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