パリの博物館で日本の激レアゲーム機を展示なぜ!?「ひょっとして間違えた?」でもフランスらしいその理由

フランスの首都パリにある欧州随一の博物館に、なぜか日本製の家庭用ゲーム機が展示されています。ただ、それは「ファミコン」のようなメジャー機ではなくNEC製のマイナー機。しかも、もしかしたら間違えて展示した可能性もあるようです。

ゲーム機としてではなく現代カルチャーとして

 じつは、PCエンジンスーパーグラフィックスは、ゲーム機を専門に扱う展示エリアではなく、宇宙開発や探査を扱う「宇宙ミッション」と呼ばれる展示エリアの一角に置かれています。ここでは、宇宙開発の取り組みがアメリカのNASA(米航空宇宙局)やESA(欧州宇宙機関)を中心に紹介されており、大型模型や解説パネルも数多く設置されていました。そして、これら宇宙開発の影響によって生まれたおもちゃ製品のひとつとして、PCエンジンスーパーグラフィックスが展示されていたのです。

 展示場所の解説パネルには「宇宙開発は書籍、映画、音楽だけでなく、おもちゃ業界にもインスピレーションを与えます。これら象徴的なおもちゃはコレクターアイテムとなり、ポップカルチャーがどのようにして人々を引きつけ、『宇宙』という共通の夢を生み出したかを示しています」と記述されています。

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シテ科学産業博物館はパリ市内の19区にある。写真に写っているのはプラネタリウムで、左側には潜水艦「アルゴノート」が見える(布留川 司撮影)。

 そして、宇宙開発に関連する製品として、1900年代頃のブリキ製の玩具やボードゲーム、最近の宇宙ロケットを題材にしたブロック玩具などが並べられ、その傍らに宇宙をテーマにしたシューティングゲームの名作「R-TYPE」(1988年発売)のHuCARD(PCエンジンのゲームが収録されたメディア)がセットされた状態で、PCエンジンスーパーグラフィックスも展示されていました。

 このような展示とすることで、娯楽やフィクションの世界においては「宇宙」というものが普遍的なテーマであることが理解できるようになっていたのです。

【PCエンジンの展示場所も】ひょっとしてコレと間違えた?「宇宙船イメージのゲーム機」です(写真)

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