新幹線グリーン車よりも上? ウィラー高速バス“史上最強の4列シート”を体験 座席めちゃくちゃ凝ってた!

多くの夜行バスを運行するウィラーのなかでも、“スタンダード”と呼べる4列シートで最新の「プライム」に乗ってみました。座席ごとのプライベート感を重視しただけでなく、限界まで居住性が追及されていました。

カノピー閉めると寝られる? そのもっともな理由

 さて「WT456便」は22時30分、20人ほどの乗客を乗せて出発しました。乗り心地はよく、カノピーも完全に閉めると密閉感はありますが、走行音減少に役立つと感じました。夜間は減光しますが、カノピーを閉めていれば出発直後から寝られます。

 座席背面には、小物を掛けられるフックや網ポケットも備わります。ただ、入るのは小さなものだけで、リュックなどを置くスペースはありません。荷物はトランクに預けるのが前提と感じます。

 総じて、一般的な4列シートに感じる不満は解消されており、翌朝まで快適に過ごせました。

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WT456便は22時30分、大手町へ向けて出発(安藤昌季撮影)。

 翌朝5時30分着の池袋駅西口で5人、5時59分着のバスタ新宿で12人ほどが下車し、ほぼ貸し切り状態に。6時30分に大手町(グランキューブ)に到着しました。東京メトロ大手町駅の出口には近いですが、JR東京駅には徒歩10分程度かかる場所なので、乗り換えを考える人は20分程度の余裕を持たせたほうがよいと感じました。

 4列シートながら完成度の高い「プライム」。東京~名古屋間なら最安3000円台の日もあり、お値段以上ですが、強いて言うなら窓側と通路側の格差は改善した方がよいと感じました。通路側座席には肘掛けがあり、腕を通路方向に逃がせることを考えると、窓側の座席幅は通路側よりやや広くした方がより快適なのではないかと思う次第です。

【了】

【4列と侮るなかれ!】これが「プライム」の座席です

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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