潜水艦メシ「自衛隊一美味しいってホント?」火使えないのにステーキの提供も じつは戦艦・空母よりハイテクだった!?

「海の忍者」とも形容される潜水艦。深海まで潜れる特性ゆえに状況次第では浮上せずに長期間、陽の光を浴びずにすごすことも。艦内は密閉状態で、任務は長期間に及ぶため一体どうやって乗員らのご飯は提供されているのでしょうか。

20世紀初頭にはまさに未来の料理器具だった?

 今から100年以上前の第一次世界大戦で本格的に登場した潜水艦は、誕生以来、電力が常に身近にある状態でした。原子力潜水艦以外の、通常動力で動く潜水艦は、基本的に浮上時にディーゼルエンジンを利用して発電した電力を船内の電池に溜め、その力を潜航時の動力として利用します。

 発電効率や電池の持続力は時代によって違いますが、潜航して隠密任務や戦闘時以外はその電力を調理器具に割ける余裕があるため、鍋で煮る、蒸し器で蒸す、オーブンで焼くなど、様々な調理が可能でした。

 第二次世界大戦中の旧日本海軍の潜水艦を例にすると、艦内には「電気烹炊器(ほうすいき)」というものがあり、これ1台で炊飯、煮る、焼くが可能だったといいます。さらに性能はイマイチと言われていましたが、冷蔵庫まで備えていました。

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潜水艦の厨房(画像:海上自衛隊)。

 一般家庭に目を移すと、時代はまだガスコンロの普及も限定的だったころで、冷蔵庫も購入した氷を入れて冷やす氷冷蔵庫が主流でした。多くの潜水艦乗りには未来の道具のように映ったかもしれません。また、アメリカの潜水艦は、大戦中に居住性が最も良かったとされており、アイスクリーム製造機も搭載していたと言われています。

【お店やるレベル!】これが、海上自衛隊の各潜水艦で考案されたハンバーガーです(写真)

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