「北海道沖に核廃棄するな!」日本の税金も使ったオンボロ原潜の大量解体ようやく目途 ただウクライナ侵攻の影響で今後は?

ロシアの国営原子力企業であるロスアトムは極東地域に退役後置かれていたソビエト連邦(ソ連)時代の原子力潜水艦(原潜)82隻の解体が完了したと発表しました。この潜水艦解体に実は2023年まで日本が関わっていました。

環境破壊されるよりはマシ

 このときは日本が抗議したことで、ロシアは再投棄の中止を発表したものの、今後の投棄に関しての可能性は否定しませんでした。事態を重く見た日本は、1993年10月にロシアの核兵器や原子力潜水艦の廃棄・解体を日本が支援する協定を締結します。

 放射性物質を放棄した当事国に協力するということで批判もありましたが、艦内に残された核物質が不法に持ち出され、テロリストの手に渡る可能性や、このまま日本海が汚され続けることは好ましくないため、安全保障や環境保全などの観点から日本はこの問題に積極的に関わることになり、前述したとおり、この協定は30年後の2023年まで続きます。

Large 20240924 01
老朽化した船体で浮かぶロシアの多目的原潜「クズバス」(画像:ロシア国防省)。

 この非核化協力支援の最初の事業として、まず日本政府は洋上での液体放射性廃棄物処理施設の役割を果たす浮体構造型の洋上施設「すずらん」の供与を決定します。この施設は1996年に建設が開始され、1998年4月に完成。その後、ロシア政府が必要な自国内の調整や試運転などを行い、2001年11月にようやくロシアに対して引き渡されています。

【うわ、作業かなり大変…】これが「輪切りにされた」ロシア原潜です(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. ロシア海軍の潜水艦に「異変」! 衛星画像の分析で明らかに 船体に“巨大な傘”を設置か イギリス国防省が指摘
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号