ロシア軍の「巨大弾薬庫」に壊滅的な打撃? ウクライナ軍の攻撃で膨大な兵器を喪失か 衛星画像が公開
北朝鮮から調達した砲弾もあったみたい。
ウクライナ軍に攻撃された弾薬庫の衛星画像が公開
イギリス国防省は2024年9月21日、ウクライナ軍の攻撃を受けたロシア北西部トヴェリ州トロぺツ弾薬庫の衛星画像を公開し、被害状況に関する分析を発表しました。
ロシア軍のトロぺツ弾薬庫は、ウクライナから約500km離れた場所にあり、9月17日から18日にかけて、ウクライナ軍が無人機で攻撃を実施。大爆発が発生した模様です。
イギリス国防省によると、この施設はウクライナ侵攻作戦を支える最大規模の弾薬庫の一つで、3万トン以上におよぶ弾薬が保管されていたそうです。敷地内には最前線で使用する様々な弾薬のほか、航空機に搭載する滑空爆弾やミサイル、北朝鮮から調達した砲弾も貯蔵されていたとしています。
爆発は軽い地震に相当し、6kmの幅で火災が発生したとのこと。同国防省は「無人機による攻撃に対して脆弱なまま軍需品が保管されていたため、バンカー(掩体)内で連鎖的な大爆発が起こり、膨大な量の兵器が失われた可能性が高い」と指摘。今後の影響については「クルスク地域などで、ロシア軍の地上作戦に混乱が生じる可能性が高い」と分析しています。
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