空自「ブルーインパルス」首都圏で初の常設展示! 宮城へ行かずとも常に見られます

正式な披露はいつ頃でしょうか。

百里でも入間でも府中でもありません。

 埼玉県に所在する航空自衛隊熊谷基地は2024年10月7日、ブルーインパルス仕様のT-4練習機の展示機が基地に到着し、組み立て作業を開始したことを公式Xで明らかにしました。

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航空自衛隊の「ブルーインパルス」(画像:航空自衛隊)。

 すでに防衛省・航空自衛隊では、2024年8月9日付で「T-4 46-5729号機地上展示のための役務に係る希望者募集要領」を公示しています。このなかで、「役務実施場所は、契約相手方工場、航空自衛隊松島基地及び熊谷基地とする」とあり、用途廃止となったT-4練習機の46-5729号機が、宮城県東松島市の松島基地から熊谷基地まで分解陸送され、現地で展示機として組み立てられることが明記されていました。
 
 なお、ブルーインパルス仕様のT-4は、浜松基地(静岡県浜松市)にある航空自衛隊浜松広報館(エアーパーク)や、小牧基地(愛知県小牧市)近傍のあいち航空ミュージアムなどで展示されているものの、首都圏で常設の展示機となるのは初のケースです。

 熊谷基地は、正式に披露できるのは2025年2月の予定としており、今後展示機として設置する過程などをXで発信していくと明記していました。

【了】

【まるでプラモデル!】胴体と主翼、尾翼に分解された「ブルーインパルス」(写真)

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