戦車よりも恐ろしい!? イスラエル軍の「魔改造重機」地雷も対戦車ロケットも効かない“破壊神” 通った後は更地だけ

イスラエル軍の動向を報じるニュースで結構な頻度で「ブルドーザー」という単語が見られますが、実はイスラエル軍が装備する車体はただのブルドーザーではありません。れっきとした装甲戦力です。

家やインフラをブービートラップごと更地に!?

 装甲ブルドーザーは1982年のレバノン戦争で初投入されました。以降、イスラエル軍はパレスチナやレバノンの武装勢力を相手に同車両を頻繁に使用しています。

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装甲ブルドーザーのベースとなったD9R(画像:日本キャタピラー)。

 同軍がこの車両を頻繁に使う理由は、その突破力にあります。イスラエル軍は戦闘時に同車を盾代わりにしています。その防弾性はかなりのもので、銃弾はもちろん、RPGをはじめとした対戦車ロケットなどの攻撃も防いだと言われています。地雷やIED(即席爆弾)も地面ごと処理してしまうそうで、ギネスからは「最も装甲の厚いブルドーザー」として認定されています。

 防御面だけではなく、火力も充実しており、車載の機関銃のほか、てき弾発射装置も備え、歩兵や簡易的な装甲車程度なら撃退できるとか。また、発煙弾で自身の姿を隠すことも可能です。

 建物や陣地を更地にしながら進むその姿は恐怖の対象となっており、ある意味イスラエル軍の主力戦車「メルカバ」よりも恐れられている向きもある模様です。実際、2002年にパレスチナ自治区で行われたジェニンの戦いでは、IEDなどのブービートラップを張り巡らせた家々をD9R装甲ブルドーザーが“家屋ごと”破壊してしまい、パレスチナ側の戦闘員の戦意を喪失させ、降伏に追い込んだというハナシまであります。

 ただ、今まで住んでいた家々をインフラごと破壊してしまう車両ということで、武装勢力に参加している現地住民の怒りの矛先が向かいやすい車両でもあります。そのためかイスラエル軍では、遠隔操作の無人タイプも開発しており、近いうちに実戦投入もあるのではと噂されています。

【ブ、ブレードがデカすぎる!?】これは恐怖の対象…男性兵士の大きさ比較(写真)

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